日本語:亀の商い神
中国語:財神龜
ピンイン:cái shén guī
注音:ㄘㄞˊㄕㄣˊㄍㄨㄟ

この写真は頭城町の古い町並みにある亀の商い神の像です。
頭城町は台湾の宜蘭県にあり、漢族の人が東台湾で最初に山野を切り開いて田畑にしたところです。
昔から人口も商売もその地域の中で首位だったので、頭城町と呼ばれていました。
ここに来た人は必ずこの亀の像を触って、幸運を祈ります。
また、触る部位ごとに異なるご利益が得られるそうです。
例えば、頭を触ると子供と孫が日の目を見ることができ、体を触ると家庭円満と万事順調になる。
しっぽを触ると家庭の貯金が多くなり、口を触ると平和にお金持ちになる。
甲羅を触ると順調にお金を稼ぐことができ、足を触ると食べ物に困ることなく生活することができる。
このように、この亀の像を触ることで、いろいろなご利益を得ることができるようです。
亀のそばには南門の福徳寺があります。
福徳寺は人々と町の財産を守っていると信じられているそうです。
もし興味があれば、頭城町へ亀の像を触りに行ってみてくださいね。
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【ライター】
ウシ(女性、日本語を勉強中、リラックマ大好き!)