台湾に留学するための準備期間は、新しい環境への期待感が膨らむ時期。でも、様々な準備作業をひとつずつ確実に進めようとすると、ちょっと不安になることもあるかもしれませんね。そんな時のために、ビザや奨学金、持ち物等に関するアドバイスをまとめてみました。

持ち物リスト

(1)日本から持参する必要があるもの(台湾では手に入りにくいもの)

パスポート
写真ページのコピーも忘れずに。万一パスポートを紛失した場合でも、コピーを持っていれば、新しいパスポートの発行申請手続きが簡単になりますので必ずご準備ください。
写真付き身分証明書
銀行口座開設や携帯電話の手続き等で、パスポート以外にもう1種類の身分証明書を求められることがあります。
国際学生証・・・持っていれば観光地などで割引が効きます。特に短期留学の場合は学校からは学生証が発行されないことも多いので重宝します。

日本の学生証・・・国際学生証を取得する時間がなくても、日本の学生証があれば、学割が効くところが結構あります。ダメもとで提示してみるといいでしょう。

免許証・・・代表所(大使館に当たる)で簡単な手続きをするだけで、台湾でも運転が出来ます。
国際キャッシュカード/クレジットカード
国際キャッシュカード・・・海外にいても、日本の銀行の口座から、現地通貨で現金を引き出せるというものですが、事前設定が必要な場合もありますので、出発前にお取引銀行等にご確認ください。
クレジットカード・・・手持ちのクレジットカードが海外キャッシング対応のものならば(カードの裏に「PLUS」や「Cirrus」などの国際キャッシュカードシステムのマークが入っているものなど)、コンビニなどのATMで現地通貨を引き出す事ができます。ただし、キャッシング条件は、お持ちのカードや利用状況によって異なりますので、カード会社にご確認下さい。※トラベラーズチェックは、手数料が高い上、使えるところがかなり限られていますので、あまりおすすめできません。
重要書類のコピー
入学許可書、海外旅行保険証書、ビザ申請時に使用した書類(卒業証明書など)のコピー等。

※ 90日以内の滞在であれば、ビザがなくても入国できますが、それ以上滞在する必要がある場合は、 必ず事前に台北駐日経済文化代表処に申請し、ビザの発給を受けてください。。

(2)台湾でも手に入るが、日本より高いもの

中国語テキスト、参考書、辞書
日本で購入済のテキスト、参考書があれば、ぜひ持参してください。学校のテキストと併せて使えばより理解度が高まります。台湾でも、紀伊国屋、ジュンク堂などの日系書店で購入できますが、日本より割高です。

限られた留学期間をより効果的に過ごすためには、毎日の予習復習が欠かせません。辞書(中日辞典・日中辞典等)があれば、授業のためだけではなく、飲食店や観光地でのコミュニケーションで困った時にも役立ちます。
常備薬
胃腸薬・風邪薬・絆創膏・よいどめ薬・便秘薬など、日本で使い慣れているお薬をご持参ください。日本製の薬品を台湾で購入する事もできますが、値段も高く、必要なものが揃わない場合もあります。台湾やその他の国で製造された薬品は、成分量の規定等が日本とは異なるため、体に合わない場合もありますのでご注意ください。

台湾の衛生状況は良好ですが、油や水が違うことでお腹を壊す方も多いので、普段胃腸が丈夫な方も、念のため胃腸薬を持参されることをお勧めします。
体温計があれば、体調が悪い時にも、どの程度大事をとらなければならないか、判断の目安になります。

(3)できれば持参した方がよいもの、又は必要かどうかを検討した方がよいもの

証明写真3~4枚
(3.5×4.5サイズ)学校で学生証やIDカードを作る際、必要となる場合があります。
航空券又はEチケット
Eチケットの控えがあれば、よりスムーズに搭乗手続きが行えます。※台湾での滞在期間によりよいサポートをさせていただくため、予め出入国日・フライト時間・便名などの詳しい情報を、弊社のスタッフにお伝えいただくようお願いしております。
筆記用具
愛用のものを持参してください。※出入国手続きの際に必要となりますので、ボールペン1本は、必ずすぐ取り出せるところ(機内持ち込みバッグ、衣服のポケットなど)に入れておいてください。
ノートパソコン、タブレットPC、スマホなど
駅、学校、カフェ、コンビニなどで、無料のWi-Fiが使えるところがたくさんあります。地図や観光情報のチェックや、メールやLINE等での通信にも便利。※弊社では、台湾で使えるWi-Fiのレンタルサービスも行っております。
ガイドブック
台湾の観光局が日本人観光客の誘致に入れており無料の日本語ガイドブックもたくさんありますが、やはり1冊ちゃんとしたものを用意しておいたほうがいいでしょう。ガイドブックには「台北」と「台湾」がありますが、台湾は小さくて週末だけでも結構遠出できるので地方も紹介されている「台湾」の方がお勧めです。
日本のこと、自分のことを紹介できるもの
日本に興味をもっている人がたくさんいる台湾で、日本のことをしっかり紹介できれば、台湾での友達作りも容易になります。高価なものでなくてもよいので、お菓子、雑貨、本など、台湾の人に紹介したい日本のグッズを持参しましょう。自分の趣味や特技に関連するもの(楽器やスポーツ用品など)があれば、話題がもっと広がります。
MP3、ICレコーダー
講義や街中で聞いた中国語を録音すれば、帰国後も使える音声教材になります。
衣服、下着
基本的には、日本の気温より少し高めですが、夏の交通機関やレストラン等では冷房がかなり低い温度に設定されていることがあります。お出かけの時には、上着やスカーフ等をお忘れなく。
12月から2月は、日本の冬並みに冷え込む日もありますので、コートなど冬用の衣服を準備してください。天気、気温はこちらで予報を確認してください。
パジャマ、部屋着
台湾のホテルには原則として浴衣等の寝巻き類が備え付けられていません
雨具
出かける時は好天でも、突然スコールのような雨が降ることが多いため、いつも折り畳傘を持ち歩くことをお勧めします。(晴雨兼用傘なら紫外線防止用にもなって便利です)。
小型電気製品
髭剃りやドライヤーなどを持参される場合も、台湾の電圧は110Vで殆ど日本と同じなので電圧変換器をご用意いただく必要はありませんが、台湾の電圧は少々高めなので、長時間の電気製品使用は控えめた方がいいです。
延長コードにコンセントが複数ついた電源タップもあると便利です。
歯磨きセット、コップ、水筒、化粧品、タオル等
現地での購入も可能ですが、使い慣れたものがあれば安心です。特に、到着後すぐに使いたいコップやタオル等は、持参していおくと初日から安心して過ごせます。シャンプーや化粧品など液体類を飛行機の機内に持ち込む際には、制限がありますので、できるだけ託送荷物の方に入れてください。
眼鏡やコンタクトレンズ
予備のメガネやコンタクトレンズのご準備があった方が安心です。
紫外線対策用品
特に夏の日差しが強いので、UVカットできる日傘、つばの広い帽子、サングラス、日焼け止めクリームなどのご準備をおすすめします。
その他
爪切り・耳掻き・剃刀・生理用品など、滞在期間に合わせてご準備ください。