台湾では、街を歩けば至る所に飲み物のお店があります。メニューも、お茶系、コーヒー系、ジュース系とバリエーションが豊富。安くて美味しい飲み物を、いつでも楽しめるのです。お店によって、少しずつ味も違う上、自分の好みに合わせたカスタマイズもできるので、その日の気分に合わせてチョイスできるのも、嬉しい!
でも、色々カスタマイズできるだけに、注文はちょっとコツが必要。慣れていないと難しく感じてしまうかもしれません。
そんな皆さんのために、日本人留学生のMちゃんが、飲み物の注文の仕方を分かりやすく教えてくれました!
注意:ここでご紹介するのは、台湾で多数の店舗をフランチャイズ展開している、「兔子兔子茶飲專賣店(Rabbit Rabbit Tea)」の公館店の例(2016年9月現在)です。店舗や時期によって、価格・注文方法は多少異なりますので、本ページの情報は参考例としてご利用ください。
代表的な用語の発音はこちらで確認できますよ!
1.飲み物の種類を選ぶ
早速お店にやって来ましたよ~~。お店の人気メニューが書かれた看板もありますね✨
カウンターにもメニューが置いてあるので、その中から頼みたいものを選びます。種類が沢山ありすぎて迷ってしまいますね。
(左:お店正面 右:カウンターのメニュー)
(メニューの画像は、「兔子兔子茶飲專賣店」HPからお借りしました。)
定番のタピオカミルクティーはやはり上位にランクイン!ちなみに、どこのドリンクスタンドでも、タピオカミルクティーは人気商品のようです。
さて、今日は私が最近はまっている、一番安い($35)のに濃厚でおいしい「阿薩姆 奶茶(āsàmǔ nǎichá)/アッサムミルクティー」を注文してみましょう!
カウンターのところで、こう言います。
「我 要 阿薩姆 奶茶(Wǒ yào āsàmǔ nǎichá)。/アッサムミルクティーください。」
たまに「一杯嗎?(yì bēi ma?)/一杯でいいですか?」と等と聞き返されることもありますが、焦らずに「一杯(yì bēi.)/はい、一杯。」と答えましょう。(相手の言うことをオウム返しにするのは、会話練習の王道ですよ~!)
「注文したいものの名前が読めない!」という場合は、メニューを指さして、「我要這個(Wǒ yào zhè ge.)/これ下さい。」で大丈夫です。
店員さんに早口で何か言われても焦らずに。分からないときは聞き返したり、ジェスチャーや筆談を使ったって、頼めればなんでもOKです🙆
2.甘さと氷の量を選ぶ
さて、ここからが一番の難関!!通常、種類を選んだ後は、「甜度、冰塊呢?(tiándù、bīngkuài ne?)/甘さと氷の量は?」と聞かれます。
このお店の甘さは、「正常(zhèngcháng)/100%)」→「少糖(shǎotáng)/75%)」→「半糖(bàntáng)/50%」→「微糖(wéitáng)/30%」→「淺糖(qiǎntáng)/10%」→「無糖(wútáng)/0%」の6段階。
氷の量は「正常(zhèngcháng)/通常)」→「半冰(bànbīng)50%」→「微冰(wéibīng)/30%」→「去冰(qùbīng)/氷抜き」の4段階。ホットにもできますが、サイズはひとまわり小さくなります。
ここで一つ注意したいのは砂糖の量。台湾人は甘い飲み物が大好きなので、半糖(50%)以上は、甘すぎると感じる場合がほとんどだと思います。日本のあまり甘くない飲み物に慣れている方はそれ以下をお勧めします。
ダイエット中であまり甘い飲み物が好きではない私は、常に「無糖(0%)」、そして、氷の量にかかわらずカップに並々注いでくれるので、量が多めでおトクな「去冰(なし)」にしています。
甘さと氷の量を続けて、「無糖去冰(wútáng qùbīng) 」と言えば注文完了です!
お店によって砂糖と氷の量を示す単語や種類に違いがあるので、そのお店のものに従って下さい。
3.自己流カスタマイズ
さらに、タピオカなどを加えて自由にカスタマイズできるのが台湾流。
5元で「珍珠(zhēnzhū)/タピオカ」か「椰果(yéguǒ)/ナタデココ」、10元で「蜂蜜(fēngmì)」か「仙草(xiāncǎo)/漢方ゼリー)」か「紅豆(hóngdòu)/小豆)」、20元で布丁(bùdīng)/プリン」を加えることができます。
加えたいときは「加(jiā)~(加えたいものの名前)」と言って注文します。
メニューにはない、自分だけのオリジナルメニューをぜひ開発してみてくださいね☆
4.商品の受取り
それからもうひとつ、このお店ならではのサービス。ウサギの鼻と口を象ったかわいらしいオマケをもらえるのです♡皆さんも、こんな風にとびきりキュートな自撮りを楽しんでみてはいかがですか?🐰
私たちも撮ってみました~♪