台湾の場合
台湾の中国語を読んでいると、どうしても句読点の位置が気になります。
それは、テンやマルが、ど真ん中にあるから。台湾人同僚の小学校2年生の時の作文でも、ちゃんとど真ん中に書かれています。
話を聞いてみると、奨学生の頃、テストや作文でちゃんと真ん中に書いていないと、減点されたり書き直しを求められることもあったのだとか。
このテンやマルの位置、実は次のようにお国がルールを定めているのです。(画像は台湾教育部のサイトから)
「正中zhèngzhōng(真ん中)」と書かれていますね。テンも同じです。
中国の場合
一方中国では、次のように横書きの場合は「左下」と定められています。(画像は中国教育部のサイトから)
他の句読点も要注意
句読点については、他人の言葉等を引用する場合に、台湾は「 」で、中国は” ”という違い等もあります。
句読点の使い方については、以下のページも参照してください。
●台湾華語One Point Advice語彙・文法14:二種類のテン
●台湾華語One Point Advice語彙・文法15:二種類のテンテン
(まめ/日本人スタッフ)