ラタンチェア

先日台南の台湾文学館へ行きました。

そこにはいろんな台湾文学に関する展示や文学家の紹介があり、
なかでも私が一番引きつけられたのはこのラタンチェアです。

これは葉石濤という台湾文学家が作品を書く際、よく使っていた椅子です。

1960年代から、自分の理想のため、
たとえ「白色テロ」時代で警察に捕まえられても、ずっと台湾のために創作をしていました。

とくに尊敬するのは、1987年に単独で《台灣文學史綱》という台湾文学史を書いたことです。
それは初めて台湾人が自分の手で書いた台湾文学の歴史です。

この展覧会はもう終わってしまいましたが、
台湾文学館の近くに葉石濤文学記念館があります。

もし台南に遊びに行く機会があればぜひ行ってみてくださいね！

〈関連記事〉
今日の台湾―イケア
今日の台湾ーベンチ

【ライター】