今日は、この連絡帳の持ち主Yが書いてくれた「書套shūtào(ブックカバー)」の思い出です。

ブックカバーについて、ちょっとお話したいと思います。
携帯やパソコンがまだ全然普及していなかった時代だったので、小学生が自慢できるものは、くだらない、地味なものばかりでした。(笑)
そう、もう黄ばんでボロボロになったこの「書套(shū tào)」も自慢アイテムの一つだったのです。
連絡帳が汚れないように、透明なブックカバーをつけているのですが、少し時間が経つと、どうしても汚くなります。(小学生なので、謎の汚れも沢山あります….)
そんな時、高級感のある「雙層(shuāng céng)書套」(二層ブックカバー)を持っている同級生はものすごく輝いて見えました。
二重になっているので、上の古くなった部分をサッと剥がすと、ピッカピカの新しい二層目がでて来るのです!
それが何より羨ましかった!!!
お勉強ができなくても、少なくとも、道具はいいものを使わないといけませんよね。
(台湾人スタッフY)