表紙をめくったところにあるのは、時間割表です。Yの解説を基に、注目点を書いてみますね。
1.科目名は、以下の一文字目だけが書かれています。
數學 國語 自然 社會 唱遊 美術
これは、小学校での呼び方なので、中学校・高校になると次のように変わるのだそうです。
國語→國文
自然→化學、物理等
唱遊→音樂
「理科」より「自然」、「音楽」より「唱遊」の方が楽しそうだと思うのは私だけでしょうか?
2・黄色の丸印の部分には、注音も書かれています。小学校二年生なので、まだ書けない漢字もたくさんあります。そんな時は、日本のひらがなと同じように注音で書くのですね。
「週ㄓㄡ會、級會」は全校集会や学級会のようなもの、「團ㄊㄨㄢˊ體ㄊㄧˇ活動」はレクレーションのようなものだと思うのですが、本人もよく覚えていないのだとか。当時は土曜日も授業があったのことがわかります。
3.教室移動が必要な科目はピンクでマークされています。
4.木曜日だけ午後まで授業がある「全天課」。小学校二年生にとっては、ちょっと特別な日だったとか。
最後に、1994年と今、Yの字がどのぐらい上達したか、「國」の字で比べてみてくださね。(繁体字、基本の百字でご紹介している筆順の動画です)