台湾のことを知る

台湾留学を決めた理由は様々かもしれませんね。台湾が好きで、台湾でしか学べないことがあるからという積極的な理由の人もいれば、欧米の大学より学費や生活費が安いからというような消極的な理由の人もいるのだろうと思います。

でも、どちらの理由にしても、自分を大学生として受け入れてくれたこの台湾でこれから四年間過ごすのですから、台湾のことはやはりきちんと勉強して欲しい。その基礎知識があるかないかで、これからの四年間で得られることもきっとずいぶん違うと思うから。

台湾関連の本はたくさんありますが、ここではジャンルの違う以下の三冊をお勧めしたいと思います。

台湾のことを知る | 台湾短期語学留学,大学進学

①台湾―四百年の歴史と展望 (中公新書) <伊藤 潔>

台湾の歴史をきちんと学びたい人に、ぜひ読んでいただきたい本です。巻末の年表と照らし合わせながら読めば、台湾の歴史の概要が学べます。入学までに全部読めなくても、台湾で暮らし始めて、もっと台湾の歴史を知りたいと思った時の参考書にもなります。

 

②台湾生まれ 日本語育ち (白水Uブックス) <温 又柔>

言葉を切り口として、日本と台湾の関係を深く考察できる一冊です。日本語が通じない環境で、コミュケーションが上手くとれない不便さやくやしさを実感した時に、ぜひ読み返してみてください。

 

③路 (文春文庫)<吉田 修一>

フィクションですが、様々な形で台湾と関わる日本人が登場するので、ストーリーを追いかけているうちに台湾と日本の関係を学ぶことができます。路地裏の情景や南部の気候等の描写を読んでいると、現地に行ってみたくなりますよ。「台湾の新幹線プロジェクト」というテーマから、硬い経済小説を想像する人も多いかと思いますが、それを期待するとちょっと物足りないかなと思うぐらい読みやすい一冊です。