中国語で英語を学ぶ学科に進学すれば、正真正銘、4年間で中国語と英語をハイレベルにするチャンスがあるのです。そんな学科を卒業生が紹介してくれました。
外国語学科と言えば、みんな「歩く翻訳機」というイメージがあるのではないでしょうか。しかし実際にこの学科に入ってから、英語力の成長はたった一部分の収穫に過ぎないということに気づくでしょう。特に中興大学の外国語文学科は西洋神話、詩、小説、映画、劇などさまざまな形式の文学作品を読解、分析することを重視しています。東洋と西洋の文化の違いを理解できるだけでなく、先生たちは身近な例を挙げて作家たちが伝えたいメッセージを説明してくれるので、「なるほど!」と感じる瞬間がよくあります。
そんな授業に興味がある方は、ぜひ続けて読んでみてくださいね。
授業内容・特徴
中興大学の外国語文学科では、すべて英語で行われる授業、中国語と英語半分ずつの授業、そして全部中国語で行われる授業がありますが、やはり英語が占める割合が高めです。したがって、すべて英語という環境を経験したことのない学生にとっては少し大変かもしれませんが、その代わり、リスニングに関して著しい進歩を感じることができます。1年生向けに開設されている授業では、英語のリスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの基礎的な能力の強化が重視されています。さらに聖書、神話、西洋文学概論も学び始めます。2年生から第2外国語の履修と近代的なイギリス、アメリカ文学を学びます。学校での勉強に影響され、普段テレビで英米のドラマや映画を見るたびに、セリフの中に西洋古典作品の内容が大量に引用されていることに気づくと自然に笑みがこぼれてきます。3年生になると、英詩・小説・劇・ビジネス英語・翻訳や通訳のような多様な授業を履修し始めます。大体この時期から学生はそれぞれの将来に向けた授業選択が可能になります。そしてほとんどの学生がこの1年でダブル専攻や副専攻を選択するか、あるいは海外へ交換留学に行ったり、学校の交流イベントに参加したりと視野を広げていきます。卒業論文を書く必要がないので、最後の一年に、多くの学生たちが経営管理や中国語教育などその他の専門により多くの時間を注ぎ、第2、第3の得意分野を伸ばしていきます。。
課外活動
多様な課程以外に、中興大学の外国語学科には「外国語演劇展」という一大イベントがあります。外国語演劇展は主に学生によって計画される行事で、座学の知識と新しい考えを結び付けて、独創的な演劇を協力して創り出します。その他の特別な行事としては、近年開催されるようになった翻訳と通訳の大会があります。翻訳や通訳に興味のある学生や関連した仕事に就きたいといった学生が腕前を披露し、それを学科の先生が審査するという大会です。優勝した学生には賞金が贈られます!
卒業後の進路
中興大学の外国語文学科を卒業した学生は、半分は大学院に進学し、もう半分は就職します。大学院に進学する場合、たいていは英米文学、言語教育、言語研究、翻訳などの研究分野を選択します。就職する人が選ぶ職業は、塾の英語講師、国際貿易の営業、書籍や雑誌の翻訳、通訳等が中心となります。他にも、留学エージェント、文化産業や航空会社などに勤めている卒業生もいて、業種は幅広く多様化しています。
全体的に言うと、中興大学の外国語学科は文学に重きを置いているけれど、ここでは西洋文化の知識に触れたり、国際的な視野を広げたりすることができます。それによって異文化を尊重し受け入れる態度が養われます。さらには将来の職業の可能性を広げ、豊かな人生を送ることができるでしょう!
★国立中興大学への進学に興味がわいたら、留学生入試情報をチェック!
<PAPAGO遊学村 台湾進学ガイドブック>をご参照ください。
気になられることやご不明な点は、
お気軽にお問い合わせください。