中国語を本格的に学びたい方におすすめしたい学科を、卒業生のスタッフがご紹介します!

中国文学科では、文学作品を学ぶだけではなく、文字の由来も学びます。
古代の文字と今の文字の違いを学ぶために、様々な文学作品の分析も行います。
中国語という言語に興味があり、古代の中国語の意味、読み方、字形を知りたい方、また中国語で書かかれた文学作品に興味がある方はぜひ中国文学科に来てください。
学科概要
中国文学科の主な授業内容は、「文字、文学、思想」に分けることができます。
文字に関連する授業には、「音韻学」「文字学」「訓詁学」等があり、文字の読み方や形、意味が、どうのように変化してきたかを知ることができます。
文学の授業は、主に中国の古典文学と現代文学に分けることができます。古典文学では、詩·詞·曲など全部韻文で書かれたものを学んだり、「紅樓夢、水滸傳」などを専門に学ぶこともできます。現代文学の授業では、台湾と中国の小説、散文、現代演劇等を学びます。修辞法の授業もあります。

文学の授業は、ほとんど文学概論が中心ですが、そんな中でちょっと特別な講義は「東亞漢學概論」です。この授業では、韓国·日本·ベトナム·中国の小説やその他の出版物が、どんな風にお互いに影響しているのかを解説してもらえます。とても興味深い講義でした。
思想の授業は、ほとんど中国思想史が中心となります。その他、論語や、墨子、莊子、玄学、仏教学、理学、禮記など専門的な講義もたくさんあります。
他には、台湾華語の教え方を学ぶコースなどもあります。
学生生活
新入生が参加するイベントのひとつに「包種茶節」があります。学科の先輩と一緒に、高校生に、中国文学科の授業内容や学科の様子を紹介するのです。
また、中国文学科には「中国語の夜」というイベントがあり、自分たちで脚本から舞台演出まで行う学生たちもいれば、バンドを組んで歌う学生たちもいます(大部分は台湾バンドの歌です)。
様々なセミナーもたくさん開かれています。作家を招いて講演をしてもらったり、甲骨学や殷商文明などの専門研究講座が開かれたりもしています。


卒業後の進路
卒業後は、ほとんどの学生が、教職に就いたり、出版社で編集の仕事をしたり、出版物の流通に関連する業界に就職したりします。しかし、映画の脚本や舞台劇に興味がある学生も多く、監督や脚本家になる人もたくさんいます。また、中国文学研究に意欲をもつ学生は、大学院に進んで、その後、研究者・大学教員の道を選ぶことも少なくありません。

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