語学センター概要 | |
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正式名称 | 東吳大學華語教學中心 |
サイト | http://mandarin.scu.edu.tw/index.php/tw/ |
住所 | 11102台北市士林区臨溪路70号 |
最寄駅 |
MRT「土林駅」からバスで15分ほど。 バス255、304、620、小18、小19にて「東呉大学」下車 |
開設年 | 2012年 |
学期 | 春(3月-5月)、夏(6月8月)、秋(9月一11月)、冬(12月一3月) |
東呉大学は、1900年に中国の蘇州で創立されたキリスト教の大学です。1951年に、台湾で再建され台湾初の私立大学となりました。近くには観光地として有名な国立故宮博物館があります。この大学は、台湾で一番長い歴史を持つ、評判の良い日本語学科があることで有名です。
この大学の中国語センターはまだ新しく、緑あふれるキャンパスの見晴らしの良い場所に2012年に設立されました。「留学生に、学習と生活の場を合わせて提供する」という理念に基づき、同じ建物の1階が教室、2階以上が語学学校学生用の寮となっています。寮には二人部屋と四人部屋があり、共用キッチンで自炊もできます。また、キャンパスには食堂はもちろんコンビニもあり、近くに軽食屋さんもあるので生活には困りません。キャンパスの中での生活は現地の大学生と友達になるチャンスもたくさんあり、センター主催で台湾人学生との交流会も行われています。
授業にはグループレッスンと個人レッスンがあり、グループレッスンは原則、最大で1クラス12人までとなっています。レベルによっては1クラス当たりの学生数が少人数になることがありますが、その場合でも必ず開講されるため、個人授業のような指導を受けるチャンスもあります。
↑ 東呉大学のキャンパスマップ。黄色く塗ってあるビルが中国語センターと学生寮の入っている楓雅樓 楓雅學苑です。余談ですが、楓雅樓のすぐ裏にある登山歩道(ハイキングロード)は大直エリアまでつながっています(1時間程度)。
こちらが、中国語センターと学生寮の入口です。中に入ると、受付があります。予め学校に入寮時間を知らせておけば、それに合わせてスタッフがこちらで待機し、入寮案内をしてくれます。
受付の横には世界地図があり、今まで中国語センターに就学をした学生の国にマークが付いています。これを見ると世界各地から留学生が来ていることが一目瞭然です。
一階の左側は教室が七つあり、自習室もあります。教室外の掲示板は中国語センターのイベントや中国語と生活関連の情報が載せてあります。自習室は24時間運営しているため、生徒たちはいつでも中で勉強することができます。
右側は中国語センターオフィス、ラウンジ、給湯室(キッチン)があります。中国語センターオフィスは学生たちの生活をサポートする場所です。
また、ラウンジは生徒や職員でなくても入ることができるため、台湾で知り合った友人を招いたり、他の国籍の学生と中国語で交流したり、ご飯を食べながらテレビを見たりすることができます。
東呉大学の学生寮は、中国語センター入っている楓雅樓楓雅學苑の2~3階にあります。中国語センターが直接管理しているため安全で、寮費が安価、通学時間もかからない等という理由から、東呉大学中国語センターに就学するほとんどの学生が本寮の申請をしています。
学生寮は男女別に分かれており、左側が女性寮、右側は男性寮となっており、性別の違うエリアには入ることが出来ません。また、各フロアには宿直の講師と台湾人学生のスタッフも宿泊しており、トラブルがあった際にはすぐに対応してもらえるので、台湾に来たばかりの人も安心です(英語可、一部日本語可)。
学生寮4人部屋の様子です。学生寮には2人部屋と4人部屋がありますが、2人部屋は数が少なく空室がまずないため、ほとんどの留学生は4人部屋にステイすることになります。室内にはそれぞれにベッド・机・椅子・クローゼット・本棚が割り当てられており、エアコンも完備されているた、快適に過ごせる環境が整っています。(寝具は別途、購入する必要あり)
こちらは2人部屋の様子です。設備は4人部屋と同じですが、2段ベッドでなくフラットベッドになります。ベッドの下は収納スペースになっており、4人部屋よりも多くのものが収納できます。とても人気があり、部屋数も少ないため、確保するのが難しいですが、第一希望2人部屋、第二希望4人部屋のような形で申請をすることもできます。(男性の方が2人部屋は通りやすいです)
各フロアには、シャワー室とトイレ、洗濯機と乾燥機(コインランドリー)・ウオーターサーバーが設けられています。これらの設備は室内にはなく、すべて共用となるのでご注意ください。シャワー室とトイレについては、十分な数があるので、使いたい時に使えないということはまず起こりません。
乾燥機もありますが、洗濯物は屋上で干すこともできます。景色はきれいで、気分転換をするにもいい場所です。
1階には共用のキッチンがあります。冷蔵庫・IH・電子レンジ・トースター・コーヒーマシン及び各種料理器具が揃っているので、自炊する事もできます。
以上、東呉大学の学生寮の紹介でした。東呉大学の学生寮は非常に人気があるため、なるべく早めにお申し込み頂くことを推奨しています。入寮を保証することは出来ませんが、半年くらい前からお申込みいただくとかなりの確率で入寮が出来ます。ただし、仮に入寮が出来たとしても、その後の申込者が多い場合には、半年後には退寮をしなければならない可能性がある事(新入生優先政策があること)も頭に入れておきましょう。
【寮費】 | |
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2人部屋 | 11,300台湾ドル/1か月 ※ネット代、水道光熱費込み |
4人部屋 | 5,800台湾ドル/1か月 ※ネット代、水道光熱費込み |
※寮費は随時、改定される可能性があります。最新の寮費はお問い合わせ下さい。
キャンパス周辺の飲食店は少ないため、生徒たちのほとんどは校内の飲食店や食堂で昼食を取ります。
お弁当、軽食、ファストフードなどがあり、他の食べ物が食べたい場合もデリバリーで注文できます。
図書館は学校の高地にあります。地図から見るとかなりの距離がありますが、校舎間の連絡橋を利用すれば距離を短縮できます。図書館の中には自習室があるので、静かな環境で勉強するならこちらをお勧めします。中国語センターの学生は学生証で入場可能です。
ジムも中国語センターの学生でも利用可能です。利用する場合は中国語センターのオフィスで事前に別途登録する必要があります。
また、Bビルにある東呉懐恩数位校史館は東呉大学の歴史が紹介されており、学生向けのグッズもいっぱい販売されています。
開館時間:平日10:00~16:00
ガイドツアー:平日14:00
※13:50~参加登録をする必要あり
グラウンドの近くにもテニスコートやバスケットコートがあり、好きなスポーツを楽しむことができます。
授業が終わった後、校外に出掛ける場合、学校から出て至善路にあるバス停に行く以外、特定時間にキャンパス内に停まるバスもあります。(557番バスと300番バス、いずれもMRT士林駅へ到着できます)
東吳大学の周辺はお店が少なく、高級な飲食店とファミリマートがある程度です。
夜になると人気が少ないですが、静かで落ち着いており、自然環境も恵まれていています。山登りが好きな方にとっては素晴らしい場所でしょう。登山歩道(ハイキングロード)を利用して大直エリアへ行くことも可能です。
最寄り駅である士林駅まで徒歩で20分くらいかかるので、生徒たちは他の場所に行く際はバスを乗ります。しかしバスの本数は多くないので、時刻表を調べておく必要があります。
皆様こんにちは。
先日、東呉大学の言語センターを訪問し在学中の生徒たちにインタビューをしました!
それでは早速、インタビューの内容を見ていきましょう!
※インタビュー中の会話のほとんどは中国語で行われていました。
Q1:なぜ東呉大学言語センターで留学することにしたのでしょうか。
A:友たちに勧められたからです。前回台湾に留学しに来た時も東呉大学でした。授業にも満足していますし、(他の国の)友達も一緒に東呉大学の言語センターを選びました。(メキシコ・20代女性)
Q2:東呉大学言語センターの長所は何だと思われますか。
A:静かな環境ですね。台北郊外の立地であっても交通はそれほど不便ではないと思います。フィリピンでは交通状況が大変なので、台北はほんとに便利だと思います。それに授業もしっかりしています。(フィリピン・20代女性)
Q3:東呉大学言語センターで勉強されることで、語学力以外に得たものは何でしょうか。
A:友達です。もともと言語交換で知り合った台湾人の友達がいますが、ここで勉強することでそれぞれ違う国からやってきたクラスメイトとも友達になりました。みんな違う国籍だと会話する時も必然的に中国語になるので、中国語を練習する機会が増えます。(フィリピン・20代女性)
Q4:一番好きな授業は何ですか。
A:会話の授業です。中国語でいっぱい会話の練習ができるので。(フィリピン・20代女性)
Q5:一番好きなイベントは何ですか。
A:みんなで一緒に台北周辺へ小旅行に行くイベントです!スタッフが観光地を紹介してくれたり、みんなで美味しいものを食べたりするのが好きです。おかげで知らなかった場所を知る機会にもなりました。(メキシコ・20代女性)
Q6:東呉大学の学生の中に知り合いがいらっしゃいますか。どうやって知り合いましたか。(同じ部活に参加されている?)
A:います。言語交換で知り合いました。一緒に出掛けたりもします。その時はなるべく中国語で会話しようと思ったんですが、向こうも他言語の練習をしたいからなかなか中国語を喋ってくれなくて英語とかで会話してきます。困りますね(笑)(メキシコ・20代女性)
Q7:東呉大学の生徒、もしくはほかの台湾の方と言語交換をしたことがありますか。
A:あります。ここは平日毎日「Chinese Tutor」を務める東呉大学の生徒たちが来ていますので、言語交換したりお互い言語を教えあったりすることができます。また、寮のスタッフたちも生活面の質問以外、中国語の質問も答えてくれています。生活自体が言語交換のようなものです。(メキシコ・20代女性)
インタビューの内容は以上です。いかがでしたでしょうか。
東呉大学の言語センターで勉強されたい方は是非ご参考になさってください!