ミスニーハオ貴代様

2度目の台湾留学!さらに濃厚で面白い1週間
ミスニーハオ貴代様 - 台湾留学、大学進学、台湾語学留学、短期留学|PAPAGO遊学村
お名前​ ミスニーハオ貴代様
年齢(留学時) 50歳
留学校 TLI
留学期間​ 1週間
宿泊​
ビザ種類​ ノービザ​

「なぜ中国語を習得したいのか?」そう問われれば必ず「中国人のお客様と交流したいからデス!(私は某航空会社のお局客室乗務員。)」ときまって答えていた。しかし今年の夏、それは2番目の理由となりつつある。

昨年初めての1週間台湾留学で元極舞という台湾発祥の舞踊体操を公園(古亭駅近く、南昌公園 朝6:30〜7:30)でやっている地元の阿姨(アーイー →おばちゃんの意)たちに遭遇、その後滞在中私も毎朝参加させて頂き老師はじめ彼女らと仲良くなった。彼らともっと話せるようになりたい、自分の気持ちを伝えたい!これが中国語を勉強したい1番の理由になった。語学上達にはその言語を話す恋人❤️を作るのが1番!と言われるが…とすれば私の恋人は台湾の70~80代の老朋友(ラオポンヨウ)ということになる。

今回も社会人の私にとって許される時間は1週間、しかも今年とうとう50歳になった。この年齢になるとこうした勉強は金銭や時間の余裕も必要だがそれに加えて家族が健康なこと、特に親が元気なことが必須条件、幸いにも今年もその条件を満たしていたので昨年もお世話になったPapago に手配を依頼し飛び立った。

今回は全て語学学校のTLI(Taiwan Language Institute )にてビッシリ33時間のカリキュラムを組み、到着したその夕方から早速3時間のレッスン。1年前にテキストを遡り終了した箇所から始まった。
そして翌日から火曜〜土曜までの5日間は9:30から3時間、午後に3時間で16:30終了というスケジュール。しかしホテルに勉強できる机が無かった為、レッスンが終わった後に学校に残り1時間半を復習の時間に充て(ノートが殴り書きであり自分でも何と書いているか思い出せなくなるので)学校を出るのは6時過ぎだった。
(こんな必死さ、熱心さが学生時代にあれば…今頃ハーバード卒の医者か弁護士だった…と思う。)

そして私の留学生活のもう1つの目的…元極舞にも翌日から毎朝通った。老師と約20人程の阿姨たちは皆さんお変わりなくお元気で親しい友人を迎えるかのように再会を喜び歓迎して下さった。

「你是什麼時候來的?タイワンイツキタ? ヒサシブリネ」

「ハオジゥブーチェン!ウォ…ウォーライタイワンゾゥティエン!!ウォーツァイタイワンシュエチョンウェンイーガシンチー…」

1年前は日本語ができる阿姨に頼りきりだった私…それが辿々しく語順がめちゃくちゃでも中国語で話そうとする自分に成長していたことが嬉しかった。

元極舞は朝6:30から1時間、全身汗だくになる。ホテルに戻るのは面倒なので着替えを持参し教室で全身着替えてレッスンに臨むのが朝のルーティーンとなった。

TLIでは初日と最後の土曜日を除き毎日4名の同じ先生が担当となり、発音をきちんと教える先生、英語でわかりやすく文法を教えて下さる先生、日常会話に使えるフレーズを多く教えて下さる先生など特徴は様々。しかしどの先生も熱心で質問にも丁寧に答えて下さり、私もその先生の特性に合わせて質問をするなどして授業は全て有意義だった。

そして話はまた元極舞に戻るが昨年と同様、最終日に面白い事件が起きる。
私が帰国する予定の日曜日に元極舞の大会(年に2回の大研修会)があるということで阿姨たちの朝の練習は熱が入っていた。そして…「ヒコーキナンジ? ヨジ?ソレナラアサカライッショニイケルネ!!イコウ!アサ、ロクジハンシュウゴウ、ミンナデバスノッテイクヨ!ニモツハマトメテホテルニアズケテオケバイイデショ」… 相変わらずの台湾阿姨の情の深さ、優しさと押しの強さで帰国当日の朝、大会にまで参加することになった。当日朝来てみれば、グループのリーダーが私の分のユニフォームまで持参して下さった。(笑)
体育館に到着後ユニフォームに着替え、まるで学生時代の部活の仲間の如くおばちゃんたちに同化して参加するはめに…
(私…何やってる?何処に向かってる??? 客観的に自分を見て笑いが止まらない)
しかも阿姨たちが自慢げに他のチームの方々に私を紹介して下さりなんと台湾の元極舞総会長なる方にも紹介され直々に指導を受けた。(ほんま、何処向かってんねん!?? )
他のチームの阿姨たちも
私が日本人だとわかると声をかけて下さる方々多数、本当に温かく歓迎して下さり嬉しかった。 そして大会の途中、私がホテルに戻る時間が近づくとおばちゃんたち、「モウソロソロイッタホウガイイ!ヨウイシテ!タクシーノルネ?オカネモッテルノ??」ワイワイ言いながら見送って下さった。
ホテルで荷物を引き取り空港へ向かう電車の中でようやく我に帰った。(笑)

今回も中身が濃厚な1週間、しかも最終日は1番大きな波、いや渦潮に飲み込まれた感があったが心に残っているのは老師と台湾阿姨たちの温かく愛情に満ちた笑顔だけだった。

留学を終え帰国から1ヶ月が経った。2度目の1週間留学の成果は大きく、中国線機内にて「飲み物如何ですか?/少々お待ちください」的な決まりきったフレーズしか言えなかった私が短くとも会話ができるようになった!
色々中国人に話しかけられても
「我叫中国服务员, 请等一下!」(中国人乗務員を呼んで参ります!少々お待ちください)としか言えなかった私が
「再说一次!」(もう一度仰って下さい)と食い下がり対応するようになった。そして以前より更に多くの中国人のお客様の笑顔を見れるようになったと思う。語学は偉大だと実感する。

さて次はいつ訪台できるだろうか?
台湾の恋人たち❤️ともっともっと親密になれるように… 次の訪台までに中国語をもっと頑張ろう!と燃えている50歳である。

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