お名前 | ミミ様 |
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年齢(留学時) | 30代 |
留学校 | 淡江大学・TLI・フォローアップ講座 |
留学期間 | 1週間 |
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宿泊 | ゲストハウス |
ビザ種類 | ノービザ |
1.中国語学習の動機と留学の決断
私が語学を勉強する目的は、一人旅を満喫するためであり、その手段として語学が必要 だからである。2016年11月、来年の夏休みは中国を旅しようと思い立ち、中国語の勉強 を再開した。約3年前にも、四川省を旅するため、半年ほど中国語を勉強した。しかし、 その旅で見えた課題は、発音だった。そこで次の旅に向け、集中的に中国語を勉強し、特 に発音を鍛えるため、年末の中国語合宿を決意した。そして見つけたのが、このサイト、 PAPAGO。留学も初めてで、留学エージェントとは全く接点がなかったため、初めは疑心 暗鬼で問い合わせメールを送った。その後、何度か手続きや質問のメールを行う中、 PAPAGOスタッフの真摯な対応に、留学における不安は小さくなった。また、要望に沿っ た形にプランをアレンジして頂いたり、アドバイスをして下さったり、留学前から心強く 感じた。
2.台湾での授業
私は短期集中プランを選択し、午前中は淡江大学でグループレッスン、午後はTLIでプライベートレッスンを受けた。グループレッスンは、数ヶ月の学習コースのクラスに途中参加する形であった。私のクラスは10名程で、生徒はドイツ、韓国、トルコ、インドネシア、モンゴル、日本など国籍も年齢も様々だった。私はこのレッスンで、ヒアリングを鍛えることができた。授業は全て中国語であったが、簡単な表現や、ジェスチャーを交えることで、知らない単語や文法も意味が分かるように説明され、みんなの速度に合わせて授業が進んだ。始めは慣れるまで大変であったが、徐々に感じをつかめ、問題なく授業についていくことが出来た。また、先生は英語が堪能で、分からない点は英語で聞けば、英語で教えてくれたので、理解も深まった。授業で印象的な出来事は、教科書の例文を使った「1文伝言ゲーム」である。3~4人で行うのだが、それぞれの国ごとの訛りがある中国語のため、かなり苦戦した。聞き取れた単語から文を想像しながら、次の人へ伝言する。訛 りについて意識することがなかったので、面白い経験だった。そして、反面教師として、 もっと発音を上達したいと、意欲が湧いた。
グループレッスンは、スピーキングの練習はあまりできないが、ヒアリングが鍛えられ た。また、短い滞在の中、クラスメートとご飯を一緒に食べる機会もあり、互いの勉強する目的等を情報交換し、励まし合えたため、今後の学習に向けて良い刺激を受けた。
なお、この大学でのクラス分けは、簡単なテストにより決められる。最初に入ったクラスは、レベルが合わず、先生の質問が理解できず、絶望的だった。しかし、最初の15分程はPAPAGOのスタッフが待機して下さるため、自分のレベルにあった別のクラスに移ることができた。そのため心配は不要である。午後のプライベートレッスンは、私の場合、先生は固定ではなく、複数の先生が担当した。先生の年齢も様々であり、日本語が堪能な先生もいて、日本語または英語での授業だった。全体を通して、個人的には色んな先生による授業は、良かったと思う。課題の発音に関しては、先生ごとにアドバイスの観点が違うため、発音のイメージを膨らませることができ、苦手意識が減った。
3.フォローアップ研修
台湾の食文化について、レクチャーを受けた。旅行には欠かせない食であるが、歴史背景を知ることで、店舗名を始めとして台湾文化への理解がより深まり、町歩きの楽しみが増えた。とても良い機会だった。
4.宿
宿は個人手配した。二つの学校から近い、MRT中山記念堂駅近くの女性専用ゲストハウ ス、Luckytree Houseを選んだ。ここは徒歩でも学校へ通えて便利であった。You Bikeの 駐輪所も近いので、私は専ら自転車で通った。宿には共同キッチン、洗濯機があるので、普通に生活できた。住宅街のため、夜は静かだが、ベットはカーテンで仕切る形で個室で はないので、一緒に泊まる人の運もあると思う。
オーナーさんは、日本語はほとんど話せないが、英語は通じるので、コミュニケーションは問題なかった。また、私が滞在した時期は、長期滞在の人が数名いて、オーナーを交え、ラウンジでお菓子や夕食を食べたり、和気藹々と過ごせた。また、オーナーが猫を飼っているので、猫と遊ぶことも出来た。なお、アイコンの写真とペンネームは、その猫から拝借した。
5.総括
今回の留学を通し、集中的に学習することで勉強のクセをつけることが出来た。また、日本に戻ってからの中国語学習にも弾みをつけることができた。