日本語:おにぎらず
中国語:握便當
ピンイン:wò biàn dang
注音:ㄨㄛˋ ㄅㄧㄢˋ ㄉㄤ
中国語:握便當
ピンイン:wò biàn dang
注音:ㄨㄛˋ ㄅㄧㄢˋ ㄉㄤ

今から約10年前に、この「握便當(wò biàn dang)」(握り弁当)が
台湾のセブンイレブンの新商品として発売され、斬新な食べ物として一時期話題になりました。
「おにぎらず」と「握便當」が同じものだとわかったとき、
日本語と中国語が真逆なことに気づき、大変面白く感じました。
台湾のおにぎりといえば、朝ごはんでよく食べる、もち米で作った飯糰(fàn tuán)です。
台湾人にとって、白ご飯とおかずの組み合わせは「おにぎり」とは思えないため、
手で握って食べるお弁当の方が分かりやすいのかもしれません。
また、台湾の「握便當」はチンして温めて食べるので、そこも日本人の感覚とは違いますよね。
ちなみに、なぜかわかりませんが、セブンでチンしてくれた「握便當」はいつも手が火傷しそうなくらい、ありえないくらい熱くて、お箸やスプーンで食べるしかなく、もはやただのお弁当です。
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【ライター】
キリン(台湾人スタッフ、女性、日本に1年間の留学経験あり)