満席

先月Twitterで、台南のある店のプリンに関する投稿を目にしました。
その投稿の食レポに心惹かれたというのと、
ちょうどその時、画家の奈良美智さんの作品展示会が台南で開催されていて、
その展示会に行く予定があったということもあり、ついでにそのプリンも食べに行きました。
この店は「粼粼(línlín)」という名前で、
元々ハンバーグや豚みそ生姜焼きなどの定食がメインのお店なのですが、
毎日限定１５個の手作りプリンがあることがネットの口コミで広がって、
試営業期間中でさえ、開店前から長蛇の列ができていました。

それだけでなく、開店後わずか10分で店内が満席状態となります。
すぐに満席になることは予め知っていたので、当日は朝早く起きて、
２０分くらいバスに乗って行きました。
お店に到着したら、とてもラッキーなことに私が最初の客だったのですが、
店の外で待っていると、次々と他のお客さんがやってきて、
私の後ろには入店待ちの長い列ができました。

そのあと、実際にプリンを食べたら、満席になった理由がすぐにわかりました。
食レポの通り、プリンは大人の味で、あまり甘くはないのですが、
食感がきめ細やかでとても美味しかったです。
やっぱり、行列店に並ぶ価値は本当にあるのですね。

〈関連記事〉
今日の台湾－行列
今日の台湾－タピオカミルクティープリン

【ライター】