日本語:ネギ
中国語:蔥
ピンイン:cōng
この綺麗な緑色の皮に包まれているのは、コレ…♪*゚
北京ダックです。
宜蘭名物の「三星蔥」と言えば、すでにブランド化していて、台北市内でも「『三星葱』を使った〇〇」という表示を時々見かけます。
宜蘭のこの北京ダックの有名店では、中に包まれてるだけでなく、皮にもネギが練り込まれているので、ネギ好きにとっては、最高!
【お店情報/予約必須】
蘭城晶英酒店- 紅樓中餐廳
宜蘭市民權路二段36號6F(新月廣場)
もうひとつ宜蘭に行く時に外せないのが、近くの瞧溪という温泉街にあるこの「葱油餅」。
モチモチの生地にネギの香りが閉じ込められていて、ひとつ食べ終わったら、「もうひとつ!」と言いたくなるおいしさです。
今日は、雨でこの程度の行列でしたが、普段の週末は、30分ぐらい並ぶこともよくあるのだとか。でも、並ぶ価値はあります♡
奥のおばちゃんが生地をこね、手前のおばちゃんが焼く(でもこの油の量は「揚げる」と言った方がいいかも・・・)。その指示に従って、真ん中のおばちゃんがネギと玉子入れる。絶妙なコンビネーションです!
【お店情報】
柯氏蔥油餅
宜蘭縣礁溪路四段128號
ちょっと中国語の話。
同じ「蔥油餅(cōngyóubǐng)」という名前がついていても、パイみたいにもっとサクサクのものもあれば、クレープみたいに、中にネギが巻き込まれているものもあります。
結局、中国語では「ネギ」「油」「粉モノ」としか言ってないのですよね。その範疇をはみ出さないものなら、「蔥油餅」と呼べる。表意文字である漢字の威力を改めて思い知らされたのでした。