「閨蜜guīmì」は、女の子同士の大親友。でも、この場面では右の男性が使っています。
(画像はLINE TVからお借りしました)
妳說我是不是妳的好閨蜜 僕のこと大親友だと思ってるよね? |
この男性、ドラマの登場人物紹介では、「男閨蜜nán guīmì」と書かれています。女の子にとって、恋愛感情抜きに付き合える仲良しの男友達のことです。
でも、ドラマのセリフでは、「男」はついていません。しかも、「閨蜜」という言葉を使うのはほとんど男性の方。それが、オネエキャラの設定に上手く合っているのです。
この「閨蜜」という言葉。私の印象では、台湾ドラマより中国ドラマの方が断然聞く機会が多い。だから、台湾ではあまり使わないのかな、と思って同僚に聞くと、冗談っぽく使うことはあるらしい。本当に大親友だと思ってる人に「閨蜜」と言うと、軽すぎる感じがするようなので、ご注意くださいね。
ちなみに、「男閨蜜」という言葉で検索すると、「恋愛感情抜きの男女の友情は成り立つのか」という古典的な命題がたくさんヒットします。
「閨蜜」にはいつもベタベタくっついてるイメージがあるので、この「男閨蜜」という言葉を使っている限り、上手く距離感を保ちながらよい友人関係を作るのは難しい気がしますが。
普段の会話で恋愛感情抜きの「男友達」だと強調したい時は、「男性朋友nánxìng péngyǒu」と言います。これで、ボーイフレンドの「男朋友nánpéngyǒu」と区別するのです。