意訳が多い中国語の外来語。時には、全く異なる二つの言葉が、同じ訳語になってしまうこともあるのです。
(画像はLINE TVからお借りしました)
我眼線這麼多
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スクープを狙う記者のこの女性。向かいの席にいる大学の先輩のことについてずいぶん詳しく知っているので、「どうして?」と驚かれています。それに対する答えがこのセリフ。
「眼線yǎnxiàn」はスパイ。このドラマのようなマスコミのネタ元から、もう少し硬い政治的な任務を果たす人、そして彼氏が浮気してないかどうかをこっそり見張る友人のことまで、色んな場面で使えます。
実はこの「眼線yǎnxiàn」には、もうひとつ意味がありますが、お分かりでしょうか?ヒントは、一文字ずつの英訳。
そう、「アイライン」なのです。
実は、この言葉の用例を探そうと検索した時、「アイライン」ばっかり出て来て、ちょっと困ってしまいました。
「眼線 監視」で検索するといいですよー。
と教えてくれたのは、隣の席の台湾人同僚。ネットでの検索のコツも、これからは外国語学習の大切な武器になりそうですね。