台湾華語
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弊社の台湾華語通信講座を受けてくださっている方からよくある質問や、誤解されやすい点を整理してご紹介します。その背景にある現地の習慣や文化にも触れているので、きっと楽しみながら中国語の仕組みを理解していただけるはず。

検定試験対策にもどうぞ!(レベルの分類は、TOCFLを参考にしています)

「第二件六折」のからくり

コンビニ等の割引表示の見方、第二弾です!(第一弾はこちら

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【ヒント】「第~」は「~目」、「~折」は「~掛け」。

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【解説】

台湾のコンビニの割引表示はとても複雑。何だかお得になってる気がするけど、本当はどうなんだろうと悩んでいる人もきっとたくさんいるのではないかと思います。

今回は、必ずどこかの棚にでみかける表示です。

「第dì~」は「~目」。だから「第二件dì èr jiàn」で「二つ目」です。「〇折zhé」は元の値段の〇掛け(〇割の価格)という意味。「6折」なら「60%の価格=40%引き」です。半額の時は「五折wǔzhé」又は「對折duìzhé」と言います。

二つ目が40%引きなので、1つ目は定価のまま。だから、定価が30元の飲み物なら、1本目は30元のまま、2本目だけが40%引きの18元となります。2本合計で48元ですから、2本合わせた場合の割引率は20%ということになります。「6」という数字に惑わされないでくださいね。

コーヒーの割引もよくありますね。「第二杯dì èr bēi 〇折」と書かれているのがそうです。ほとんどのコンビニが、一杯だけその日に持ち帰り、残りの1杯はレシートにハンコを押してくれたりアプリに貯めたりというサービスを提供しているので、このシステムを上手く利用するといいですよ。

この表現、街中で役立つだけでなく、TOCFLの模擬試験にも何度か出てきていますので、試験対策中の方もぜひ覚えておいてください。

セール用語の日中対照用語集はこちらから。

(2018.11.20)