台湾華語
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弊社の台湾華語通信講座を受けてくださっている方からよくある質問や、誤解されやすい点を整理してご紹介します。その背景にある現地の習慣や文化にも触れているので、きっと楽しみながら中国語の仕組みを理解していただけるはず。

検定試験対策にもどうぞ!(レベルの分類は、TOCFLを参考にしています)

「作業」と「功課」、どう違う?

前回に続き、「宿題」に関する類義語の区別です。どちらも「宿題」と訳すことがありますが、二つの言い方があるということは、何か違うからではないかと疑ってみた方がよいのです。

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【ヒント】元の漢字の意味から考える。

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【解説】

做/寫作業zuò/xiě zuòyè」も「做/寫功課zuò/xiě gōngkè」も「宿題をする」。じゃあ「作業zuòyè」と「功課gōngkè」は全く同じ意味か言うと、決してそうではありません。

「作業zuòyè」には、日本語の「作業さぎょう」に似た使い方もありますが、勉強の話に限定すると、「宿題・課題」だけを指します。先生から指定されたことを実行する感じです。これに対し、「功課gōngkè」はもっと広く勉強全般を指します。この関係は上の図を参考にしてください。

教科書に沿った内容で編纂されたワークブックや宿題専用のノートは「作業簿zuòyèbù」、連絡帳の宿題欄も「作業zuòyè」です。どちらも「功課gōngkè」にはなりません。

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一方、授業の時間割表は「功課表gōngkèbiǎo」です。バイトや恋愛等が勉強に悪影響を与えるかどうかという話題の時は「影響功課yǐngxiǎng gōngkè」。次のように事前の下調べという意味で使うこともあります。

先做好功課才買xiān zuò hǎo gōngkè cái mǎi(しっかり下調べをしてから買う)

こんな例は、いずれも「作業zuòyè」にはなりません。

つまり、ふたつの語彙は、「宿題をする」という意味の時だけ重なり合い、その他は少しずつズレているのですが、これも元の漢字の意味に戻って考えると当たり前のことかもしれませんね。

日本語と中国語もそうですが、どの外国語も1対1の対応だけ覚えてカバーできる範囲って本当に少ない。でも、そんなズレがあるからこそ、面白いと思うのです。

(2018.11.11)

「作業」と「功課」、どう違う?

台湾華語の公式検定対策用参考書「TOCFL対策のポイント Band A(入門基礎級)」をぜひご利用ください。

TOCFLの公式サイトでもご紹介いただいている教材です。

重要な文型を整理してご紹介していますので、入門段階の簡単な教科書を終えた後の教材としても最適。台湾の中国語を本気で勉強したい方に、ご活用いただければ幸いです。