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弊社の台湾華語通信講座を受けてくださっている方からよくある質問や、誤解されやすい点を整理してご紹介します。その背景にある現地の習慣や文化にも触れているので、きっと楽しみながら中国語の仕組みを理解していただけるはず。

検定試験対策にもどうぞ!(レベルの分類は、TOCFLを参考にしています)

明日雨が降ったら行くのをやめる

「もし~だったら」という仮定は、”要是……就”を使って表現しますね。では、次の日本語を中国語に訳す場合、正しいのはどちらでしょうか。

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【解説】

明日雨が降ったら、行くのをやめる。:要是明天下雨,我就不去了。 Yàoshì míngtiān xià yǔ, wǒ jiù bú qù le.

中国語には、”要是……”のように、二つの語彙を1セットで使うものがたくさんあります。これを「呼応形式」と呼びますが、この呼応形式で最も間違いが多いのが、””の後の副詞主語の順番なのです。

ABの””の後の部分だけ抜き出してみましょう。

不去了(A)
不去了(B)×

”は副詞なので、置く場所は、動詞(句)や形容詞(句)の前でなければなりません。名詞の”我”の直前には置けないのです。従って、”要是……”を使って文を作る場合、””の後の節に主語を置くのであれば、必ず”就”の前です。

③要是感冒了應該多喝水。(風邪を引いたら、しっかり水分を取らなければいけない。)
④要是你沒有時間替你去吧。(もしあなたが時間がないのなら、私が代わりに行きましょう。)
⑤要是她不在留言給她吧。(彼女がいなかったら、伝言を残しておいてね。)

では、なぜBのような間違いをする人がたくさんいるのでしょうか。

その原因のひとつとしては、テキストや参考書で、この文型を以下のように紹介しているものがあるという点が考えられます。

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これだけ見て作文をすると、””はいつも””の直後に置くものだと勘違いしてしまうかもしれませんね。

なお、””の後に主語がない例では、以下のように””の直後に””を置くこともあります。

⑥要是你不舒服在家休息吧。(体調が悪かったら、家で休んだら。)
⑦要是你有問題可以問老師。(質問があったら、先生に聞いたらいいよ。)

このタイプの例ばかり見ているせいで、””は””の直後という間違ったルールがインプットされている可能性もあります。

この主語副詞の語順は、”不管……” “只要……” “只有……“等、他の呼応形式でも間違える人がたくさんいます。副詞の”” “” ““は、主語の前には置けないという原則をぜひ覚えておいてください。

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台湾華語の公式検定対策用参考書「TOCFL対策のポイント Band A(入門基礎級)」をぜひご利用ください。

TOCFLの公式サイトでもご紹介いただいている教材です。

重要な文型を整理してご紹介していますので、入門段階の簡単な教科書を終えた後の教材としても最適。台湾の中国語を本気で勉強したい方に、ご活用いただければ幸いです。