台湾華語
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台湾留学,大学進学,台湾語学短期留学|PAPAGO遊学村

弊社の台湾華語通信講座を受けてくださっている方からよくある質問や、誤解されやすい点を整理してご紹介します。その背景にある現地の習慣や文化にも触れているので、きっと楽しみながら中国語の仕組みを理解していただけるはず。

検定試験対策にもどうぞ!(レベルの分類は、TOCFLを参考にしています)

「覺」の読み分けルール

普段よく使う言葉だからこそ、当たり前すぎてその読み方が違うことに気づかないということもあるようです。

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【解説】

【解説】

「睡覺shuìjiào」も「 覺得juéde」も初級段階で出てくる言葉ですが、その読み方が違うことに気づかないまま覚えている人も時々います。漢字の形が日本語と違うせいもあるのかもしれませんね。

読み分けルールを整理してみましょう。

(1)jiào:「眠り」という意味の場合

「睡覺」の形で使うことが多いのですが、この言葉は実は「睡」と「覺」を分けて、②③のようにその間に他の言葉をはさむこともできるのです。「離合詞」と呼ばれるものですね。直訳すると「眠りを眠る」です。

①睡覺 shuìjiào/眠る
②睡午覺 shuì wǔjiào/昼寝をする
③睡了一個小時的覺 shuì le yí ge xiǎoshí de jiào/一時間眠った
④睡一覺 shuì yí jiào/ひと眠りする
⑤一覺醒來 yí jiào xǐng lái/朝目覚めたら

⑤はTOCFLの模擬試験問題(Band Bリスニングvol.1_45)でも出題されている四字熟語です。

(2)jué:「感じる」「気づく」という意味の場合

⑥覺得 juéde/~と感じる
⑦感覺 gǎnjué/感覚、~と感じる
⑧味覺 wèijué/味覚
⑨發覺 fājué/気づく、感づく
⑩覺醒 juéxǐng/覚醒する、(比喩的に)目覚める

⑤と⑩はの読み方の違いにも注意してください。

「中国語の発音は難しい」という声を時々聞きます。

でも、もしも本当に、「中国語の発音は難しい」と思っている人がたくさんいるとしたら、「通じる中国語の発音」は一生の財産になるのだろうと思います。

これから台湾華語の勉強を始める方も、発音の学び直しをご希望の方も、PAPAGOオリジナル教材「丁寧に学ぶ台湾華語(発音編)」を利用して、ぜひ「中国語の発音の上手な人」を目指してください。

日本人の方にとってわかりにくい発音のコツや中国語の勉強方法を、日本語で丁寧に解説する通信講座もあります。