ひとつの言葉が、前後の文脈によって異なる意味になる場合、誤解されないためにはどうしたらいいのだろうと悩むことはありませんか?例えば、こんな問題です。
【ヒント】誤解されないように別の言い方を使う。
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【解説】
中国語では、「好hǎo+<動詞>」で形容詞になることがあるのですが、これには次の二つの意味があります。
A.ある動作をしてプラスの評価をする
B.~しやすい
反義語の「難nán+<動詞>」にも、次の二つの意味があります。
A.ある動作をしてマイナスの評価をする
B.~しにくい
具体例は、過去記事(「好難懂」どう訳す?)をご参照ください。
ABどちらの意味になるかは、前後の文脈や組み合わせる動詞の意味によって決まってくるのですが、時には、どちらの意味で使われているのかわからなくなることもあります。特に「難nán+<動詞>」は否定的な意味を表すので、誤解を与えるのはちょっと危険。
その一例が今日の問題です。「食べにくい」というつもりで「難吃nánchī」と言ったのに、「まずい」と受け取られてしまったらシャレになりません。
そんな時は、誤解される恐れのない「不方便吃bù fāngbiàn chī」を使ってくださいね。
(2018.11.12)