合格発表まで2年弱。
長いようでアッという間に過ぎていった留学準備の日々でした。
2年前の夏にある転機が訪れ、母の死後引き継ぎ10年ほど運営していた茶道教室を終える決断をしました。これを機に住居兼稽古場だった実家を売却することにしたのですが、折角の機会だから若い時に果たせず終わった”留学“をすることにしました。
さて、どこの国に留学するか?
さて、何の勉強をするか?
割と数分で即決だったのですが、台湾で映画演劇の勉強をしようと決めました。
2020年に早期退職するまでの33年間をIT関連企業に勤めていましたが、その間もずっとリタイヤしたらトライしたいと考えていました。
・大学で映画演劇分野の勉強に専念する
・留学しながら海外生活をする
この二大欲求が心のどこかで沸々と湧き続けていして。もし実現するなら、今このタイミングがベストなタイミングじゃないか?
迷うことなく、台湾留学を即決しました。
その時のことなんですが、台湾の大学のキャンパスを留学生として歩いている60歳になった自分の姿を妄想して妙にワクワクしたことを今でもよく覚えています。
台湾の大学の入学要件に試験は無く、レポート(自己ピーアールと学習計画書)と大学側が要求する規定レベル以上のTOCFLがあればOKらしい。しかも授業料も欧米のみならず日本よりも相当お安い。楽勝でしょうと、不埒にも舐めていました。だから当初は独力でも何とかなると気楽に構えていたのですがこれが結構見込違いでして、実際に進めていくと様々な課題にぶち当たりました。
課題の主なものは三つ。
・台湾の大学に関する情報収集と大学の選定
・TOCFLのレベルアップ
・作成したレポートに対する客観的評価
特に、三点目については厄介でした。レポートの作成自体は出来るのですが、これが大学側に刺さるのかとなると確信が持てない。第三者評価やアドバイスが必要なんじゃないか。独りよがりなレポート作成ではなく、大学側を熟知する人々による評価や知見に裏打ちされたアドバイスと添削による作成の方が合格確度も上がるだろうと考えました。また私の場合は茶道の稽古場の整理と実家売却を同時並行で進めなくてもならない事情もあって、独力で進めるにはかなりの無理があると感じましたので、その道のプロの伴走者が必要だと痛感したことから留学エージェントの協力を得て進めることにしました。
2023年の7月頃から留学エージェントの検討に入り、翌月にPAPAGO留学村を選択させて頂きました。
選択した理由としては主に下記二つです。
・本社が台湾にあり、現地及び大学事情に詳しい
・語学やレポート作成支援における充実したサポートへの期待
実際依頼してみて正解だったと感じています。
大学選定では私の要望と語学レベルを加味して適切な大学をかなり選定して頂けたことに加え、そのニーズから判断して新たな分野の学部の提案もして頂き、志望先の選択肢を広げることができました。
語学レッスン。
これに関しては結構宿題が多くて大変でしたが、比較的短期で語学レベルが上げることができました。
レポート作成においてはポイントを突きつつも段階を踏んだ添削サポートが実施され、添削要望がビシバシ出て中々大変な部分もありつつも有意義だったと感じています。ただ私の場合、PAPAGOさんの指定される締め切り間際に提出することが多かったので、添削される先生も大変だったのではないかと反省しています。この場を借りてお詫びさせて頂きます。
このレポート作成ですが、私にとって非常に有意義なプロセスでした。
自分と向き合いながら志望理由や入学後の学習計画を整理することで、ブレや曖昧さを排除することができました。感謝しております。
世新大学映画学科からの合格の連絡を受けた時、映画演劇分野で日本と海外と日本を繋ぐ仕事に関わりたいと若い頃に抱いていた希望に一歩近づけたようでワクワクしました。
この二度目のワクワクから新たに何かが始まりそうだと、ウキウキしています・・・。
PAPAGO留学村の皆様には感謝に絶えません。
これまでの多大なるご支援、本当にありがとうございました。
また、今後も宜しくお願い致します。