大学に入ると、レポート作成や調べものでパソコンを利用する機会が増えます。また、履修登録等の手続きの中にはパソコンで操作することを求められるものもあります。そのための準備として、入学までにパソコンの操作について、基本的なことができるようになっておくことも大切です。
これを、日本の大学に進学する人よりも、もっと差し迫った課題として重視して欲しいと言うのには、実は理由があります。
台湾の学生たちは、小学校の頃からパソコンの操作を学校でしっかり勉強しているからです。例えば、高雄市のある小学校のサイトでは、小学生がオンラインでパソコンの使い方を学べるようなコンテンツがたくさん公開されています。
高校生になると、タイピングのスピードを測るテスト等もあるそうで、大学入学時には、メールやワード・エクセル・パワーポイントの基本的な使い方はほとんどの人が知っているという状態です。
それに比べると、日本の高校生の平均的なパソコン運用力は低いように思います。これまで、スマホでほとんどの作業をすませていた人も多いかもしれませんが、これからはどうしてもパソコンの運用力が必要になってきます。
これから進学を控え、出費もかさむ時期だと思いますが、できれば早めに自分用のパソコンを購入して少しでも使い方に慣れておくことをお勧めします。今はYouTube等で、無料で学べる講座も充実していますので、そういったものを利用することもできます。
ご自身で学ぶのが難しい方には、台湾の大学での学び方と併せて、パソコンの基本操作や台湾情報の検索方法等を学んでいただけるPAPAGOオリジナルの講座もありますので、こちらもぜひご検討ください。