私立淡江大學・外交國際關係学科を、インターン生が紹介します!
皆さんの中には、外交国際関係学科で具体的に何を勉強しているのか分からないという人は多いと思います。国際関係と一概に言っても、歴史や現在の情勢、経済や政治など様々な要因が複雑に関わり合っているため、学習内容は多岐に渡ります。国際化を求められる現代において、国際関係を学ぶことは必要不可欠なのです。
学科概要
淡江大学の外交国際関係学科は、グローバル化が進む時代に伴って2015年に新しく設立された全英語課程の学科です。国際関係にまつわる様々な専門的知識を学ぶことで、グローバルな視野、国際関係の基礎理論と専門知識への深い理解、優れた英語力、そして国際社会に貢献するための能力を養います。大学の中でも最も留学生の在籍数が多い学科で、約半数の生徒が世界中から集まった留学生です。そのため、外国人の友達を作りたい人や、英語を学ぶのではなく英語を使って学び、生活したい人におすすめの学科です。また、比較的に日本人のクラスメイトや先輩が多いので、分からないことや不安なことがあっても一人で抱え込まずに生活できるのが大きなメリットです。
カリキュラム
カリキュラムは学科の必修授業、選択授業、自由選択授業で構成されています。一、二年生で学習するほとんどの授業は学科必修と学科選択です。三、四年生になると、必修授業が減るため、自分の興味のある授業を自由に選択できます。しかし、外交国際関係学科は全英語課程なので中国語で行われている授業を履修しても単位に換算されません。
私たちの学科では、国際関係概論をはじめとして、国際政治経済、国際現勢、国際コミュニケーション、国際マナー、国際法など様々な分野をカバーします。そのほかにも、米中関係、日本政治、ロシア政治、EU発展といった特定の国や組織にフォーカスした授業もあります。特に印象に残っているのは国際マナーの授業です。授業内では、ワインテイスティングや、社交ダンス、国別の食事マナーなどを学ぶことができ、これは他の学校や学科にはみられないとてもユニークなカリキュラムでした。多くの授業の中間試験と期末試験が、筆記試験のみならず、プレゼン発表や論文の提出を課せられるので、グループメンバーとディスカッションを重ね、時間をかけて課題に取り組む必要があります。
イベント
DDIRSA(Depertment of Diplomacy and International Relations Student Associations)と言った学生で構成された学生団体があります。ここでは、学期毎に様々なイベントが企画されており、それに参加することができます。参加認証をもらうことや、執行に携わることでクレジット(単位)をもらうこともできます。
特に大きなイベントとして毎年欠かさず開催されているイベントが二つあります。一つ目は、MOFA(Ministry Of Foreign Affairs)と言った台湾の外交を司る機関に訪問することです。そこでは、外交部の担当の方による青年の国際参加や、台湾の国際機関への参加、台湾のNGO国際参加についての講演を聞くことができます。実際に外交の第一線で働いている方とお話しする機会はなかなかないので、とても貴重です。もう一つは、クリスマスに開かれるプロムパーティーという、学校のアクティビティーセンターを貸し切ったイベントです。テーマはその年毎に異なり、みんなドレスやスーツを着て参加します。
卒業後の進路
外交國際關係学科は、外交官を目指す人のための学科だと思われがちです。友人などに「外交を勉強しているよ」というと、「外交官になるの?!」と聞かれたことは一度ではありません。外交学会在籍する子なら一度はこのやりとりをしたことがあると思います。もちろん、クラスメイトの中には、卒業後に外交官を志す子もいます。しかし実際は、カリキュラムからも分かる通り「国際関係全般」の知識を学習するため、国際社会で活躍したい全ての人に役立つ学科であると言えます。例えば、多国籍企業や国際ビジネス業、観光業、金融業、メディア業など多方面なグローバル事業に携わっています。
そのため、具体的な職種は決まってなくても、将来外国語を使って働きたい!海外で活躍したい!と考えている方にとってピッタリな学科です。
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