国立台湾師範大学 台湾語文学科

台湾のことをしっかり学びたいのなら、こんな学科に進むという選択もあります。卒業生が書いた紹介文をどうぞ!

台湾という島の歴史や文化、文学に強い興味がある
15~16世紀のオランダ統治時代から、現在の中華民国に至るまでに起きた様々な出来事を深く理解したい
台湾の布袋戲(人形劇)や歌仔戯(台湾オペラ)、性差の多様化等の様々な文化に興味がある
ただ純粋に文学が好きで、文学を通して台湾を知りたい

そんな方は、ぜひ台湾語文学科に来てみてください。台湾に対するあなたの想像力を、更に広げ深めてくれることが、きっとみつかるはずです。

学科紹介

2011年に開設された国立台湾師範大学台湾語文学科は、師範大学の中では、比較的新しく小さめの学科です。しかし新しく小さいからといって甘く見てはいけません。学習範囲は非常に幅広く、文学概論や台湾語序論等の論理的な科目だけでなく、実際に手足を動かす「取材・創作とメディア・報道」「台湾文化を活かしたクリエイティブ産業」等、実社会とつながることのできる科目もあります。

国立台湾師範大学 台湾語文学科

文学に関する科目はさらに豊富です。性差の多様化やジェンダー問題に興味があれば、LGBTQや同性愛文学などの科目を履修できます。日本統治時代の文学作品が好きな人は、そういった作品や台湾の小説の講読・評論等の授業を受けることもできます。

台湾はかつて複数の国の植民地となっていた島であるため、言語が非常に多様化しています。そのため、この学科では、ローカル言語である台湾語および客家語だけでなく、日本語、英語、オランダ語等の科目も開設されています。台湾について知りたいことのあれこれを、きっと、この台湾語文学科でたくさん見つけていただけるはずです。

学生生活

国立台湾師範大学 台湾語文学科

台湾語文学科は海外の大学との交流も盛んです。交換留学生としてアメリカのUCLAで学ぶ機会がある他、冬休みには日本の山形大学が主催する一週間の海外研修に参加することもできます。日本の大学とも深いつながりのある学科のため、交流の機会も時々あります。そういった行事のリーダーやガイド役にチャレンジしてみたい方にとっては、絶対に逃せないチャンスです!

社会での競争力の育成を目的としたインターンシップの機会も豊富です。ゲーム、出版、メディア及びその関連企業や基金ともインターンシップ契約を結んでいます。そのうえ、学科の学生数が少ないため、インターンシップを受けてもらえない、行きたい会社が見つからないという心配もほとんどないのです。

進路

研究に対して熱意があり、台湾文学史についての学びを深めたいのであれば、台湾文学、台湾史または社会学関連の大学院に進学することもできます。就職希望の人の場合、これまでの卒業生の例を見ると、副専攻や二重学位制度を利用し、教育分野に入って教師になった人や、出版社やメディアなどに関する業界に入って編集者や記者、企画の仕事についた人が大勢います。もちろん自分の興味や特技を生かして別の道をみつけることもできます。一番大切なことは、自分が将来何をしたいかということであり、そのために四年間しっかり学んでいくことと言えるでしょう。

国立台湾師範大学 台湾語文学科

★国立台湾師範大学への進学に興味がわいたら、留学生入試情報をチェック!
PAPAGO遊学村 台湾進学ガイドブック>をご参照ください。

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