提灯

台湾では人が亡くなった後幽霊になるという民俗信仰があります。
そして亡くなった後に、お葬式を執り行う人や供養する人がいないと、その人は無縁仏になると考えられています。
無縁仏は人々の生活をかき乱すと信じられていて、
お寺では無縁仏による災難が起こらないように、無縁仏が供養されています。
お寺の周囲には、数本の紐が異なる方向からお寺までをつないでいて、提灯が掛けられています。
提灯は無縁仏をお寺に向かって導いて、無縁仏を帰るべき場所に戻す役割を担っているんですよ。

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【ライター】