日本語:ズグロミゾゴイ
中国語:大笨鳥
ピンイン:dà bèn niǎo
注音:ㄉㄚˋ ㄅㄣˋ ㄋㄧㄠˇ
台湾で夜の校庭や公園を歩いていたら、高い確率で遭遇する鳥であるズグロミゾゴイ。のそのそとした動きから「大笨鳥」という愛称をもらい、台湾人の間では正式名称である「黑冠麻鷲(hēi guàn má jiù)」よりもその愛称で知られています。
夜行性である大笨鳥は夕方から活動し始め、ビルや木のかげなど暗いところをゆっくり歩く姿をよく見られています。普段のイメージに反して、捕食している大笨鳥は機敏な動きを示します。忍び足でターゲットに近づき、目にも留まらぬ速さでつつき、電光石火の間に捕食が完了する。虫やミミズなど以外に、カエル、スズメまで餌とし、都市では上位に立っている捕食者であります。
日本ではあまり見かけない鳥のようで、この前日本人の友人が初めて目にしたときに「歩くアーモンドみたいに、気持ち悪い」と嫌がっていたが、見慣れたらきっといつかその可愛さがわかると信じています。
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【ライター】
イージュン(台湾人スタッフ、男性、大体眠い)