台湾華語をある程度学んだ後、台湾語も学んでみたいと思う方に役立てていただけそうな教材をシリーズでご紹介しています。
4回目は、意味や読み方を調べたい時に役立つツールを5種類紹介します。短い語彙だけでなく、長い文を調べる時に役立つツールもありますよ。
台湾語の漢字・ローマ字(台羅)、対応する華語の三通りで検索できます。発音も聞けますし、方の部分にカーソルを合わせると、右図のように地域による発音のバリエーションを確認することができます。
「資源下載」のページからは、入力ツールやフォントがダウンロードできます。
この辞書の内容は、台湾華語の辞書としておなじみの「萌典」から検索することもできます。

華語を入力すると対応する台湾語の漢字・ローマ字が表示され発音を聞くこともできます。みんなで作っていくタイプのツールなので、今登録のない語彙はリクエストしておくと、そのうち追加されるかもしれません。
右図ように名前の呼び方を調べるコーナーもありますので、自分の名前の読み方も調べてみましょう。台湾語では、姓は「白讀(口語読み)」、名前は「文讀(文語読み)」するのだという原則もこのページに書かれています。
面白いのは、一番右のアイコン。なぜかポケモン用語の台湾語がずらっと並んだページが表示されるのです。

検索方法と結果のいずれも、台湾語の漢字、ローマ字(白話字・台羅)、華語、英語に対応しているので、華語があまり得意でない人でも、英語を手がかりにして語彙を調べることができます。

上記のツールがいずれも比較的短い語彙単位での検索にしか対応していないのに対し、台湾語を入力すると長い文でも単語毎に区切り、音声も聞けるようにしてくれます。
入力は漢字でもローマ字でも大丈夫なので、Twitter等で見かけるローマ字つづりの台湾語の文章で、漢字がないから全く見当もつかないという時にとても便利。漢字を表示させて、そこからわからない単語だけ他の辞書ツールで調べれば、意味を知りたい時の手間もずいぶん省けます。

4-5.LINE「 台語小幫手」
LINEの友達に追加し(アカウントへのリンク)、以下の方法でメッセージを送ると台湾語の漢字・ローマ字と読み方を教えてくれます。利用しているのは4-3のデータベース。
●名前の読み方を調べる時:「查姓名+空白+名前」
●単語の読み方を調べる時:「查字詞+空白+名前」
