台湾語の教材

台湾でたくさんの人が使っている「台語Táiyǔ/Tâi-gí(台湾語)」を、一緒に学びましょう!

台湾語の教材No.3:YouTube

台湾華語をある程度学んだ後、台湾語も学んでみたいと思う方に役立てていただけそうな教材をシリーズでご紹介しています。

3回目は、声調を練習するためのYouTubeの教材です。動画教材はたくさんありすぎて、どれを使ったらいいのか悩んでしまったりしますね。そこで、今回は、日本人スタッフが使ってよかったと思う動画教材の中から、シンプルで繰り返し使えるものやモチベーションの上がるものをご紹介します。

まず、声調を練習するためのごくシンプルな動画から。基礎を何回も繰り返して練習するには、余計な情報がない方がいいという方向けです。

なお、ここで紹介されている「t」から始まる子音は全て台湾華語の無気音に相当します。また、第一声から第八声まであると言っても、第六声は第二声と同じ調子なので、この動画のように第六声を省略して七種類で練習することも多いという点も注意してください。

次は、様々な漢字と対応させながら声調練習ができる動画です。こちらは八種類の声調で練習するので、第六声と第二声の声調記号が同じだということがわかりますね。

台湾語の声調を覚える時によく使われる八種類の動物。それを実際に動物園で探してみようというコンセプトで作られた動画です。撮影場所は台北市立動物園。セリフは、初心者にはもちろんほとんど聞き取れないのですが、このお兄さんのテンションに引っ張られて、八種類の動物の呼び方だけは自然に覚えてしまいます。とても楽しそうに台湾語を話す様子を見ていると、早くこれが聞き取れるようになりたいなあと思うのです。

「民視」というTV局には、台湾のことを様々な角度から学べる「台灣學堂」という番組があります。その中にはたくさんのシリーズがあるのですが、そのひとつが台湾語学習のための「講台語當著時」です。説明は台湾語ですが、それが聞き取れなくても華語の字幕があるので内容は比較的わかりやすい。この回は声調についての解説ですが再生リストを見ると、他にも様々なテーマの動画が並んでいます。キャスターの林佳怡さんの歯切れのいい台湾語は、いつかこんな風に話せるようになりたいという目標にもなります。

台湾語のテキストの著者でもある近藤先生のチャンネルです。日本語で解説が聞けるのがとてもありがたい。
日本人でも頑張ったらこのくらい台湾語が喋れるようになるんだという目標にするのもいいですね!

明るくて元気な台南の女性ayoさんが、台湾語の基礎から教えてくれるチャンネルです。
「台湾語で台湾語を教える」という方法ですが、華語訳つきの字幕があるので、華語がある程度わかる人なら何となく話している内容はわかるはず。
楽しそうに台湾語を話しているのを聞くだけでテンションがあがります。「聞き取れなくても楽しいから、まあいいか!」と時々思ってしまうほど楽しいチャンネルです!