台湾華語学習辞典について |
外国語を学ぶ時に、辞書は欠かせないツール。でも、残念ながら、台湾華語を学ぶ日本人が簡単に使えるような辞書は、ほとんどありません。 ここで、「ないなら作ってしまおう!」と考えるのがPAPAGOのスタッフたち。 幸いTOCFLの運営団体から使用許可を得た「華語八千詞」に加え、旧サイト開設から6年間平日毎日更新してきた「今日の台湾」、36ジャンル1000語以上を掲載した「日中対照用語集」等使える基礎資料はたくさんありました。
用例を一から探して解説を書くのは大変ですが、「TOCFL公式模擬試験問題」や「台湾華語ワンポイントアドバイス」「台湾ドラマで中国語」等、すでにサイトにアップしている教材もたくさんあります。 これを上手く組み合わせられれば、台湾華語を学ぶ日本の方たちに役立ていただける辞書になるかもしれないと、試行錯誤を繰り返し、2022年7月、ようやく「台湾華語学習辞典」のテスト運用ができるようになりました。さらに同年9月には、システムをリニューアルし、本格運用を始めることとなりました。 現在の登録語彙数はまだ十分とは言えませんが、初級レベルの方にはきっと役立てていただけるのではないかと思います。ピンインだけでなく、注音も併記しているので、注音で発音を学んだ方にも使っていただけます。他の教材の語彙もこれから順次整理して追加し、最終的には1万語ぐらいにはしたいと考えています。 訳語の精査、システムの改良等、課題はまだまだたくさんありますが、皆様に使っていただきながら、よりよいものにできればと願っております。
2022年10月15日 |