学園もののドラマでは、授業の様子がのぞけるのも楽しみのひとつ。
(画像はLINE TVからお借りしました)
減掉14 等於多少
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数学の授業中に、考え事をしている主人公の男の子。先生の声が空しく流れていきます。
今回は、数学(又は算数)の授業で使う用語に注目してみました。基本用語は次の通りです。
+ 加jiā - 減jiǎn × 乘chéng ÷ 除chú = 等於děngyú
セリフの「減掉」の「掉diào」は、ある動作の結果何かがなくなることを表す結果補語だということ、「いくつ」を表す「多少duōshǎo」は「幾jǐ」にならない(「幾」は通常後ろに量詞が必要だから)ということ等、この短いセリフから学べることもたくさんあります。
教科書や教室で学ぶ外国語は、ほとんどの場合仮想のやりとり。それが現実の世界とつながっていくことを実感できれば、楽しさが増しますね。そんな時に役立つのが、ネイティブの子供たちが学校の授業で使っている教科書です。
台湾なら、全国の学校の先生方が自分の作ったテスト問題をシェアしてくださっている全國中小學題庫網というサイトがとても役に立ちます。以下のように学年や教科指定して検索できるのです。
まずは、文章があまり複雑でない小学校1年生の算数の問題から始めてみるのはいかがでしょうか?
(2020.04.21)