台湾ドラマでは、こんな女王様キャラも定番です。
(画像はLINE TVからお借りしました)
都起雞皮疙瘩了
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露出度の高い服を着て、お色気で相手を誘惑しようとする女の子。でも、なかなか通じません。鳥肌を立てていることも見抜かれてしまいます。女王様は、つれない男に惹かれる、というのも定番のパターンですね。
「鳥肌」は日本語と共通。面白いのは、次の言葉です。
★疙瘩gēda(できもの、ぶつぶつ)
身体にできたぶつぶつのことですが、実は、ある食べ物のことも指すのです。グーグルの画像検索でヒットするのは、こんなもの。
小麦粉等を小さなかたまりにして煮たり茹でたりしたもの。すいとんやニョッキみたいなものですね。
その他、同じ言葉で、縄の結び目や心のわだかまり・しこり等も指します。共通するのは「小さなかたまり」ということでしょうか。
何と何をひとつのグループにして同じ名前で呼ぶか。
それは、物事の様々な側面のうち、どの部分に着目するのか、という問題ですね。外国語を学ぶと、日本語で当たり前だと思っていたグルーピングが、全然当たり前じゃないことに気づきます。
そういう固定観念をひっくり返される感覚が、とても愉快だと思うのです。
ただ、画像検索の結果を見ると、美味しそうな料理の写真が並んでる中に、ポツポツと人間の鳥肌の写真や、鳥皮の写真が混じっているので、かなりシュールです。
(2018.3.28)