今日は、台湾で暮らし始めて、「あ、中国と違う」と思った言葉のひとつです。
(画像はLine TVからお借りしました)
jièguò 借過! すみません。通してください。 |
混雑したバスや電車で、下りたい時によく使われる言葉ですが、このドラマでは、敵対する部署のメンバーを、わざとかき分けて通る際に、嫌みったらしく使われています。
バス等を下りたい時、中国では、「请让一下!」「不好意思!」等いくつかの言い方があったような気がするけど、台湾では、申し合わせたようにみんな「借過!」を使うので、当初はそれがとても新鮮でした。
スーパー等の通路を塞いでいる人に、「ちょっと通してください」という時にも使います。
この場面のような社内での勢力争いも、台湾ドラマでは大袈裟に描かれることが多い。でも、とてもわかりやすい対立構造なので、中国語のニュアンスを学ぶのにも最適です。
(2016.10.21のブログ記事に加筆修正しました)