これはもめそう!
「1斤」、発音は「yi4jin1」。重さの単位。
台湾では600グラム。
でも、中国では、500グラム!
これは、もめそう!
お茶や果物等、量り売りをするお店では台湾でも、中国でも、まだこの「斤」が活躍しています。
中国の方がよく使う
中国では、体重を「斤」で表す事もあります。華奢な女の子が「90斤」と言うと、ちょっとびっくりするけど、「45公斤gong1jin1(キログラム)」のこと。
こちらは、簡単に計算できますね。
でも、台湾の「90斤」が何キログラムに相当するのか・・・ちょっと計算が面倒です(笑)
中国の女の子が、台湾に来て、少な目に体重を言ったつもりが、実際は多めに受け取られていた。
中国に旅行に行った台湾の人が、果物を買って、「少ない!」と怒った。
なんてことも、ありそうな気がします。
台湾と中国の言葉や習慣の違いは、同じ中華圏、同じ中国語、という背景があるだけに、見えにくい。歴史的な要因もあって、お互いの情報がうまく伝わっていない、と感じることもあります。
似てるからこその誤解は、この「斤」の他にも、まだまだありそうです。