品詞によって読み方を変える例もたくさんあります。
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【解説】
「数(かず)」の場合は第四声の「shù」、「数える」の場合は第三声の「shǔ」で読むということを覚えるためには、まず「數數shǔ shù(数を数える)」という語句を覚えるのがお勧めです。
その他の例をいくつかあげておきます。
(1)shù
數字shùzì(数字)、數學shùxué(数学)、數位shùwèi (デジタル)、數據庫shùjùkù(データベース)
人數rénshù(人数)、多數 duōshù(多数)、分數fēnshù(分数)、 倍數 bèishù(倍数)
(2)shǔ
倒數dàoshǔ(カウントダウン、逆から数える)、數不清shǔ bù qīng(数えきれない)、屈指可數qūzhǐ kě shǔ(指折り数えることができるほど数が少ない)
教科書等で「下からの何行目」と聞きたい時は「倒數 第幾行dàoshǔ dì jǐ háng?」と言います。
「屈指可數」のような四字熟語に使われている場合も、それが名詞なのか動詞なのかで読み分けが必要になりますが、普段あまり使わないものだと、ネイティブでも迷ってしまうことがあるようです。