その漢字から思い浮かべる代表的な日本語をヒントにして、読み方を判別できるものもあります。

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【解説】
今回は、日本語の中で使われる「為」という字の代表的な使い方をヒントにして、読み分けを判断してみます。
(1)wèi
第四声で読むのは、「~のため」という意味の時。①のような使い方が一番わかりやすいかと思います。理由を聞く②は「何のために」、理由を表す③は「そのため」と言い換えて覚えるのもよいでしょう。
①為(了)wèi(le)/~のために
②為什麼wèishénme/なぜ
③因為yīnwèi/~だから
(2)wéi
第二声で読むのは、「する、なす」という意味の時です。「行為(こうい)」の「為」ですね。⑧⑨のような「思う」という意味の場合は、「みなす」と関連づけて覚えるとよいかと思います。
④行為xíngwéi/行為
⑤作為zuòwéi/~として、(…を)~とする
⑥成為chéngwéi/~になる
⑦為人wéirén/ひととなり
⑧以為yǐwéi/~と思っていた
⑨認為rènwéi/~と思う、考える
「為」には、他の訳語をあてる方がよいと思われる使い方もありますが、最初から全部覚えるのは大変。だから、初級の間はまず上の例を覚え、その他の例が出てきたら、(1)と(2)の意味のどちらにより近いかと考えて、推測したり関連づけたりしながら、少しずつ他の用法の読み方も覚えていくのがおすすめです。